米軍上陸の地

戦後間もないころ、日本海側で唯一アメリカ進駐軍が村上市瀬波海岸(瀬波新田町地内)に上陸して軍用物資の陸揚げを行ったとき、突然の大時化のため上陸用舟艇はワイヤーを切断して沖合に避難しました。

 

そのとき残した「いかり」は長年海底に埋もれたままとなっていましたが、1998年に引き揚げられ歴史的な価値は認められたものの、1995年建立の米軍上陸記念碑とともに屋外に保管されていました。

 

瀬波は歴史のある古い街です。街並みもはじめ寺社仏閣や小路など歴史を伝えるものがたくさんあり、その一つが米軍上陸の史蹟です。瀬波では、先人の足跡を大切にし、未来を指向した住みよい街・瀬波を目指した「まちづくり」に取り組みます。

米軍上陸の地と「いかり」の保存場所